JC08モード
以前に書いたことがあったが、今後、自動車の燃費基準がこれまでの10・15モード燃費から、JC08モードに変更になる。
今後のスケジュールとしては、新発売される自動車は、2009年10月1日以降JC08モードの表示が義務付けられることになっている。ただし、当分の間は10・15モード燃費の数値も併記されることも認められる。
では、どこが変わったかというと、一言で言えば、より実際の走行パターンに近い測定法を目指したものといえる。これまでの実燃費からの乖離が激しい10・15モード燃費に比べ、、測定時間も倍近く長くなるほか平均時速も高められ、最高速度も70km/hから80km/hに引き上げられる。また、暖気前のコールドスタート時の測定も全体の25%程度加えられる。
これにより全般に計測基準が厳しくなることから、JC08モード燃費はこれまでの10・15モード燃費よりも悪くなる傾向を示すと言われている。
このJC08モードは2007年7月に国交省より策定されたが、プリウスではなんとその次の月である2007年8月にはJC08モード燃費を公表している。
そして、シビックについても9月のマイチェンにより、ようやく公表になった。
では、シビックハイブリッドのJC08燃費はいかほどであろうか。私の予想では、低速時にはどうしても効率の悪いエンジンによる駆動に頼ってしまう傾向がプリウスより強いことから、10・15モード燃費値とJC08モード燃費値との差がプリウスより大きく出てしまうと予想していた。
そんなことを考えながら作成したのが以下の図である。図は、シビックハイブリッドの両モードの燃費に加え、プリウスのカタログ燃費を表示してみた。
一覧してみると、両車種、両モードとも驚くほど燃費がよいことになっているが。やはり、JC08モードの方が値が低く、プリウスでもシビックハイブリッドでも10・15よりプリウスで10.3-15.4%、シビックハイブリッドで9.5-16.8%の低下が見られた。だだ、減少率はそれほど差はなく、両車種とも低下率は同じような割合であった。ただ、どちらも燃費重視のグレードで低下傾向は顕著で、プリウスSでは15.4%、シビックハイブリッド では16.8%もの低下がみられた。
つまり、JC08モードでもプリウスとの差には開くわけでも縮まるわけでもない、同様の変化傾向を示していたことになる。
たしか、現行シビックハイブリッドの発売時にHONDAは、プリウスには(10・15)モード燃費では差があるように見えるけど、実質燃費の差は小さいとの主張もあった。
が、より実走行モードに近いといわれているJC08においても差は変わらない。
JC08がまだ実走行に近づけていないのか、HONDAのコメントがはったりだったのか・・・?
まあ、このあたりは、JC08モード燃費が公表されているクルマが普及していくにつれ明らかになっていくだろう。
ちなみに、JC08モード燃費の公表がマイチェン後になったことは、この燃費モードにあわせたECUのセッティングが新たになされていることは間違いないだろう(それでも10・15モード燃費で変化がなかったのは立派)。多分この点はプリウスも同様だと思う。
今後発売される新インサイトは最初からJC08モード併記であるだろうし、開発の初期段階からこのモードについて考慮したものになっているはずだろう。
果たしてどんなものか・・・













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