ついに発売された新型インサイトだが、ベールに包まれた仕様の詳細が
徐々にではあるが明らかになってきている。
FACTBOOK(公式)
http://www.honda.co.jp/factbook/auto/INSIGHT/200902/index.html
マニュアル(公式)
http://www.honda.co.jp/manual/insight/
だが、期待はずれな部分もあるのでその部分についてクローズアップしてみる
インサイトの重量は1190kg
これ、実はES9と同じ重さナンデスヨ
故意に伏せていたどうかは不明だが、発表日まで解らなかった。
実は事前に入手していた先行カタログにもなぜか重さだけが掲載されておらず、また、いくつかのWEBサイト上でも前評判として”軽いはずだ”という前提で話を進めていた。
そのため、期待がたけが大きくなってしまっていたようだ。
しかし高張力鋼板を大量採用し、またIPUもあれだけ軽量化したのに何故?
普通に考えれば、
ES9の重さ-IPUの軽量化分=インサイトの重さ
と考えてしまうのだが
もっとも、現行モデルであるFD3(1260kg~)やプリウス(1250kg~)に比べれば十分に軽いのだが・・・
エアコンコンプレッサは完全ベルト駆動(電動ではない)
この点は非常に残念!!自分の中では一気にインサイト熱が冷めた。
ES9もエンジンからのベルト駆動のため、アイドルストップ時はエアコン(のコンプレッサー)が停止してしまう。
単純に考えればインサイトも同様の仕様になってしまう。
この仕様は、自分にとってのES9の不満点の中では最大のもので、夏場は、信号待ちなどの停車時にアイドリングを作動させてエアコンを動作させ、燃費が低下するのを許容するか、我慢して燃費を取るかとのジレンマとの戦いである。これは、アクセルを踏んで加速をとるか、踏むのをこらえて燃費を稼ぐかというジレンマとは全く別の次元で不快なことであり、エアコンのオンオフにより必ず肉体か精神かのどちらかが苦痛になってしまうのである。
シビックハイブリッドがFD3にモデルチェンジし、ようやく、小容量ながら電動コンプレッサーを搭載したのに、今回のインサイトではまた10年前に逆戻りしてしまった。
コストの問題でそうしたのだろう。だが今回は今までとは違う、今度はこのようなホンダハイブリッド車の癖を受け入れてくれるユーザーばかりでは無いはずだ。
トヨタでも今後旧型になる現行プリウスをプライスダウンし、新型と並行販売するという情報もある。
条件によっては旧プリウスと新車価格が拮抗することから、トヨタ販売側にとっては絶好の攻撃対象となってしまう可能性がある。
こればかりは自分の勘違いであることを願うばかりだ。
センタータンクレイアウト不採用
たいした問題ではないがそうらしい。
未確認だが、プラットフォームは前方部分はフィット、後方部分は新造したと思うが、IPUもある後方にいろいろ詰めたのは意外といえば意外である。
アイドルストップ作動条件
相変わらずあまり進化していない、作動には時速15キロ以上での走行が必要なことも・・・
なので、事故渋滞などの微速が続く状態ではほとんどアイドルストップしないと予想される。
ただ、ES9でも作動条件は杓子定規的ではなく停止時にアイドルストップが作動することもあるので、今回のインサイトはモード変更用のECONOボタンも有ることだし、条件は若干緩くなっていることを期待したい。
総じて見ると、インサイトは新型車であるものの、既存の技術やノウハウを組み合わせて作っており、新技術はあまり積極的に採用していないのがよくわかる、コストダウンの為の工夫といえば聞こえはよいが、悪く言えば既存のパーツの使い回しである。
最初に紹介したFACTBOOKやカタログではこのあたりはわかりにくくなっているので、購入を考えている諸兄方々はハイブリッド車というものを十分に理解し、いろいろな注意事項を承知のうえで購入して頂くことをおすすめする。
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